予定のある13時まで小一時間程あったのでK.が行きたかった海辺の足湯「別府海岸砂湯」へ。この景色なのに無料なんです!
暖かいお湯に足を浸しながら心地よい秋風〜。最高の時間です。
最高です!午後からの予定は僕だけキャンセルしてこのままそばにある砂風呂入っていいですか?思わずさぼりたくなりますね。
小梅もいれて記念撮影
別府に来た目的は「路地サミット2013in別府」に参加すること。路地がある町で毎年開かれているこの会合は来年が尾道なんです。会合は古い映画館が会場。
路地サミットはフィールドワークから始まりました。尾道同様、海岸線が海側へだんだん移動していく歴史を持つ町では海際にあったとされる神社が町中に突然現れます。
テレビにも出たという足を組み腰掛けているように見える木(の横ですかさず真似をする園山春二先生)
Cafe&フェアトレード雑貨屋さんコバコさんを訪問。路地裏の空き家に別府に移住して来た若い人がお店を開いている例として今回訪問しました。
お店は天井も低く(階高自体が低い)階段も急なんですが、女性のセンスで可愛く内装されています。
照明も綺麗なんですが、キッチンを隠すのにカワイイ生地のカーテンで隠すあたりが良い感じでした。今度は2階にもお邪魔したいですね。
背の大きいヨネダムはこんな感じ。近すぎです。
フィールドワークは続き、商店街の方へ。なぜかかき氷器を荷台に括り付けているバイクを発見!常にこの格好で走っているのでしょうか。。。
そして再び横路地へ。細い道へ入って来た我々を猫さんが振り返っています。尾道同様、別府は猫が多いですね。
偶然、本日の宿「べっぷ野上本館」の方にお会いし、園山先生が福石猫をプレゼント。
竹瓦温泉の近くに戻ってきました。こちらは日本最古のアーケードである「竹瓦小路アーケード」木造なんですよ。夜は綺麗にライトアップされるので再び訪れることにしましょう。
路地にプリントされた猫の足跡。これはてんてくと呼ばれるまちあるきを楽しくするために考案されたプロジェクト。複雑な路地でもこのシールをたどっていけばよく、「寄り道」する場所なんかも記されています。てんてくに携わっている市議会議員の野上さんがいらっしゃったので直接お話が聞けて勉強になりました。シール貼りも地域の人、子供達のワークショップで行われているとのこと。
この特徴的な路地は別府中央市場という細い路地で9区画に区切られた元市場。今回の意見交換はこの市場の再生が一つの議題になりました。本当に細くて尾道のようです。
似てる似てると別府のおばちゃんに言われまくったヨネダムオニ。記念撮影でにっこり。
ここは元ストリップ劇場。今は改修されて貸しスペースになっています。中に入ると可愛い女子大学生が細かに説明してくれました。「ここで回るんですよ〜」「最前列しか無いので全席特等席ですね!」K.は世代的に?行ったことがないのですがなんだか恥ずかしい気分。「天狗もそうだがみんなで少しHな気分な明るさになれるのが湯治場だな」と園山先生。なるほど。そして夜、おじさま先生方(そしてなぜかユウキも)がストリップ劇場のあんなこと、こんなことの裏レクチャーを頂きました。なるほど★なるほど。
そしてブルーバードに戻り、フィールドワークを元にした議論がなされました。ゲストには尾道から尾道空き家再生プロジェクトの豊田さん!福岡からレトロビル・ビンテージビルで有名な吉原さん!(今回お話出来て勉強になりました!)門司で「おさんぽマルシェ」等を企画運営する松永さんからは後進を育てる視点を勉強させてもらいました。地元からは大分大学の姫野先生。別府の路地も研究されている建築・都市計画の先生です。地元の方の意識を変えていくことの重要性とその難しさを教えて頂きました。臼杵市からは斉藤さん。歴史的建物の保存等をされている方なんですが、宿が一緒ということもあり、別府・大分の見所、美味しいもの等たくさん教えて頂きました。臼杵にぜひ遊びにいきます!そして、聞き手は別府オダサク倶楽部の中野さん!今回の別府訪問は中野さんが尾道で尾道イーハトーヴの講演を聞きに来てくれたのが縁でトントン拍子に決まりました。中野さんとはこの後も珍道中が続きます!
最後は尾道の森迫さんから来年尾道で開かれる路地サミットの開催宣言がなされて一日目終了。さてさて別府の夜が始まりますよ!