ハーブティーを頂いた後はブーケダルブルを散歩しました。 入口の門から続く小道も良い雰囲気です。 IHATOVの坂の形状を活かしたハーブ園が広がっています。 次来る時はゆっくりスケッチしようかな。 こんな感じにハーブが植えられています。 先ほど飲んだハーブティーで使われたレモングラスです。レモングラスってこんな姿なんですか?ミーシャさんが細い腕でばしばし切ってました(笑) #
by k_ihatov
| 2011-01-13 10:00
| 尾道ハーブ園ブーケダルブル
SAKA Barの表には「宮沢賢治」の看板がかかっています。 ここのイーハトーブは一人のアーティストが作ったエリアだけれど、イーハトーブって宮沢賢治がエスペラント語風に作った造語で、「岩手」という意味ですよね。 宮沢賢治は花巻の人で、尾道に縁はありません。でもお店のコンセプトは当初から『宮沢賢治』なんです。と言うのも、ふいに現実の世界から物語の中に迷いこむ、という宮沢賢治の世界観が、尾道山間のおとぎ話のような雰囲気とよく一致していて。 もちろん私個人も宮沢賢治作品のファンですよ。この夜の雰囲気を一度でも味わってもらえば、なぜ宮沢賢治なのかが何となく分かって頂けるかと思います。 宮沢賢治関係の本とかあるの?って世良さんに聞くと、「ここに持ってきているのは少しなんですが。。」といって蔵書を奥から出してくれました。個人的にもコレクターということです。 宮沢賢治の本は、関連書籍まで含めれば膨大な数が出版されています。中でも絵本は魅力的なものが沢山あります。茂田井武さんの「セロ弾きのゴーシュ」、スズキコージさんの「注文の多い料理店」などが特にお気に入りですね。「銀河鉄道の夜」を始めアニメになった作品も多く、物語や詩の朗読作品なんかも多数あります。 そういえばメニューにも宮沢賢治関係のカクテルがあるよね。 この日は「賢治」と「銀河鉄道の夜」というカクテルを頂きました。 両方ともおいしかったけれど、やっぱりカクテルは異性と飲みたいですね。 カクテル「賢治」 宮沢賢治はお酒が飲めませんでした。いや、飲まなかったのかもしれませんが。彼がもっぱら愛好したのは、天ぷら蕎麦と、当時は高級品だった三ツ矢 サイダー。そんな宮沢賢治に因んで、三ツ矢サイダーをベースに作ったソフトドリンクが賢治です。花巻の雪のような白さにビックリするかも。 カクテル「銀河鉄道の夜」 このカクテルは尾道の夜景をイメージして作りました。SAKA Barの2階からは、意外にも夜景が見えるんですよ。樹齢1000年の艮神社のクスノキの間からのぞく尾道水道の眺めは、何物にも代え難い情緒があります。中でも通過した電車が闇に中に消えていく姿は、銀河鉄道の夜を彷彿とさせてくれます。 Today's Play Code 宮沢賢治 メンタル・サウンド・スケッチ ~星めぐりの歌~ 賢治を敬愛する様々なアーティスト達が、その神秘的な世界を音で表現したオムニバス作品。細野晴臣さんの監修で、星めぐりの歌を始めとした賢治作曲の作品も多数収録されています。個人的には清水靖晃さんの『牧歌』が一番好きですね。 #
by k_ihatov
| 2011-01-12 10:00
| SAKA Bar
小梅です。 大抵、午前中は招き猫美術館の玄関でお客さんを待っています。まあ、スタッフの方との話し相手が大半ですけどね。 私も色々と行きたい所があるのですが、ここは招き猫の美術館ですし、私に会いに遠路はるばる来られる方もいらっしゃるので嬉しく思います。 時々は生まれ育った実家にも遊びにいくの。 他の猫がナワバリにしていないか確認しないとね。 今日は天気も良いので艮神社の屋根でごろごろと日向ぼっこしようかな。 #
by k_ihatov
| 2011-01-11 10:00
| ねこ
朝、目が覚めた景色がきれいだったのでパチリ。 IHATOVに来てから、休日の朝は早く起きることが多くなりました。 ここに来る前からパン好きなのですが、朝一で買いに行く楽しみを最近覚えました。 この日はパン屋の前に朝の海へ。 艮神社のクスノキの下を通り海へ。 向かいの島へ渡ってみました。 目の前の島へ渡るのにもすぐには行けないこの地域ならではの景色です。いーですよ。このゆったりとした時間。都会だとすぐタクシーですもんね。 さてパンを買いに行こう #
by k_ihatov
| 2011-01-10 10:00
| 尾道
この日は遅くなったので世良さんの携帯に連絡してから、SAKA Barへ。 今夜はウィスキーにしようかな。 音楽の持つ不思議な力について、ウィスキー飲みながら世良さんと話しました。僕は空間を作る方の仕事をしているので、2人の考え方の相違が起こる時間がとても刺激になります。 音楽は空間を彩る魔法のようなものだと思っているんです。基本的にはジャンルを問わず、「心地良さ」を意識して流すようにしています。音のボリュームや響きやバランス、季節感などにもかなり 気を遣っています。もちろん心地良さは人それぞれですし、どんな音が心地よく響くかも時と場合なんですが、それをお客さんとの会話や雰囲気から読み取るのも仕事の一つです。 この空間で音楽を聴いたら新たな発見があった、なんて言ってもらうのは嬉しいですね。 「溝が刻んだ時の記憶を再現するのがレコードだと思うんです。」 レコードとターンテーブルはものすごくシンプルな原理で音を再生しています。 極端な話、レコード盤がチョコレートで、針が竹で出来ていても音が鳴るようになっているのです。 原理を理解していても、レコード盤に針を落として音を出す時はいつも不思議な気持ちになりますね(笑)。 余計なデジタル処理が無いレコードの音は、やはり暖かみと迫力があるんですよ。 針が音だけではなく、溝に刻まれた時間や記憶、情景や匂いなんかまで再現してくれるような感覚があります。 Today's Play Code Dusko Goykovich(ダスコ・ゴイコヴィッチ)/ After Hours これは大好きな先輩に頂いたレコードですね。ボスニア出身のトランぺッターのリーダー作で、ドイツの名門ジャズレーベルenjaを、そして東欧ジャズを代表する歴史的な1枚であります。この塩っ辛い哀愁が、大人の夜を演出するのにぴったり。 #
by k_ihatov
| 2011-01-09 10:00
| SAKA Bar
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園山春二 / イーハトーヴ尾道を創ったアーティスト。
K. / アーキテクト マスター S / 梟の館のマスター イナッチ/旅するデザイナー オカちゃん/高知で修行中 YONEDAM/旅するプロデューサー まっちー/旅する書道家 カレー大好き ※本ブログに掲載されている尾道イーハトーブの写真はスタッフの許可を得て撮影しています。 カテゴリ
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