SAKA Barにはとても美しいストーブがあります。 初めて見た時、曲面反射板の美しさに見惚れてしまいました。 アラジン社のシルバークイーンというストーブです。 このストーブの存在感に反応されるお客様は意外と多いんですよ。 もともと母親の持ち物だったんですけど、お店を始める際に どうしてもと頼み込んで譲ってもらいました。 アラジンのストーブと言えば円筒型のブルーフレームの印象が強いと思うのですが、美しいフォルムを持つシルバークイーンも根強い人気があるようですね。 やはり古い民家にはストーブがよく似合います。 こんな美しいストーブが足元を暖めてくれます。 シルバークイーンはアラジン社の比較的後期のモデルで、従来の円筒型のものより暖気が効果的に分布するように設計されています。機能的な部分が追求したはずのストーブが、このような美しさを持っているのですから、当時の技術者達の優雅な感覚には痺れますね。 燃費の悪い事で有名なアラジンのストーブなんですが、その分暖かさは折り紙付きです(笑) 背後にある燃料タンクもしっかりデザイン。 シルバークイーンには英国製と日本製がありまして。 本家の英国製では燃料タンクがガラス製で、それにアルミカバーを被せるようになっています。 また反射板が日本製よりも大きい。 反射板の曲線は日本製の方が美しい気がします。 ついつい眺めてします。 Today`s play code 「マタイの受難曲」カール・リヒター指揮 58年録音 古今東西であらゆる音楽家の中で、最も音楽的な高みに登ったのがバッハだと思います。この世界に在る全ての事象に「完全に均整が取れる」という事は絶対にあり得ないですが、バッハは音で平均律を出してしまった。マタイの受難曲を聴いていると、音のピース(破片)達がこれ以上無いくらい完璧なタイミングで構築されていく快楽と、人間としてこの世で生きていくという事の逃れようがないカルマのようなものが、止めどなく溢れ出て来るのを感じます。
by k_ihatov
| 2011-01-24 10:00
| SAKA Bar
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